厳島神社の社殿

御本社(ごほんしゃ):国宝
 厳島神社の御本社で、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三柱の神様をおまつりしております。拝殿は下から見上げると棟が二つあり、その上を一つの棟で覆ってあります。これは三棟造と呼ばれ、古く奈良時代の建築様式だと言われております。


御本社祓殿
(ごほんしゃ はらいでん):
国宝
 厳島神社の祭典は通常客神社から始まるため、神職のお祓いの儀は客神社の祓殿で多く行われますが、大祓式や鎮火祭などの時はここでお祓いが行われます。祓殿が廻廊より一段高く、また天井があるということは、ここが特別な場所であることを示しており、昔勅使がお参りになった時はここに着座されたそうです。





客神社祓殿
(まろうどじんじゃ はらいでん):
国宝
 客神社の祓殿です。天井は折上げ小組格天井(こぐみごうてんじょう)で、天井があるのは御本社客神社の御本殿と祓殿だけです。祓戸は参拝の方が身心を祓い清め、神様にお参りする心構えをする所です。


客神社(まろうど じんじゃ):国宝
 客神社は多くある御摂社の中でも最も大きな御宮で、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、活津彦根命(いくつひこねのみこと)、天穂日命(あめのほひのみこと)、熊野久須美命(くまのくすびのみこと)、天津彦根命(あまつひこねのみこと)をおまつりしており、全ての祭典はこの御宮を一番はじめにいたします。






大鳥居(おおとりい):重要文化財
 海中に浮かぶ大鳥居は宮島のシンボルで、前後に袖柱を立てた四脚鳥居です。現在のものは八代目にあたり、楠の自然木で造られており土に埋もれたところがなく、全体の重みで立っています。額は有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやだるひとしんのう)の御染筆で、本土側が「厳島神社」、宮島側が「伊都岐島神社」と書かれてあります。




大国社(おおくにしゃ):重要文化財
 こちらは大国神社で御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)で出雲大社と同じです。手前が祓殿(はらいでん)で一番高い幣殿(へいでん)の右側が昔は神饌(しんせん)の仮案所となってました。御本社裏の御供所(ごくしょ)から運ばれてきた神饌を一度ここに安置して、ここから先は内侍(ないし)の手によって御本殿にお供えされました。




天神社(てんじんじゃ):重要文化財
 こちらは天神社で、毛利隆元が建立したもので菅原道真公(すがわらみちざねこう)をおまつりしております。明治の頃までは毎月二十五日にここで連歌会(れんがのかい)が行われていたため、別名「連歌堂(れんかどう)」とも呼ばれております。



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